内科

消化器内科は当院の重点科室の一つです。北京市中西医結合肝臓病学会の主任委員機構で、国家中医薬管理局中西医結合臨床国家重点科室です。北京協和医学院、北京大学医学部、北京中医薬大学博士と大学院生の育成機構と北京市専門医師内科育成基地で、衛生部内視鏡診療技術育成基地です。現在は、主任教授7名、副主任教授1名で、中には博士指導教官1名、大学院生指導教官5名です。消化器内科は、外来、病棟、内視鏡センター、低侵襲治療チーム、消化管運動検査室、消化器内科実験室で構成され、年間外来患者数は12万人余りです。ベット数は53で、年間1600人の患者さんを受け入れます。面積620㎡の大型内視鏡センターを有し、毎年内視鏡診療患者が23000例を超しております。センターでは、厳格な内視鏡消毒制度を実施しており、先端な内視鏡消毒システムを採用し、二次汚染を避けます事ができます。中には、消化管ポリープの電気切除術、消化管早期主要粘膜切除術、食道静脈瘤硬化症とライゲーション、膵胆管造影と十二指腸乳頭括約筋切開で胆管結石症の治療、アカラシアのバルーン拡張療法及び消化管(食道、十二指腸、大腸、胆膵管など)狭窄拡張術とステント植込み術、超音波内視鏡診断などは国内トップレベルです。

当科室は慢性肝臓病、消化管系統の内視鏡診療、機能性胃腸疾病と胃腸運動障害性疾病及び炎症性腸疾患を主な研究対象と設定し、中西医結合を特色とし、「重大新薬創製」科学技術重大プロジェクト、「第十二カ五年計画」国家級プロジェクト、国家「第十一カ五年計画」科学技術一般病プロジェクト、国家自然科学基金プロジェクト、衛生公益性行為科学研究専門プロジェクト、北京市科学技術委員会プロジェクト、首都医学発展基金など国家級・省級プロジェクト20余りを承り、省級科学研究進歩賞を9個受賞し、4つの肝臓病専門の中成薬の開発に成功した。人材の構成が合理的で、国内の有名専門家を有しながら、消化病理、内視鏡診療、腫瘍分子生物学、腹腔鏡手術などの面でレベルの高い専門スタッフが日々頑張っております。日本、アメリカ、カナダ、デンマーク、イギリスなどの国の大学、病院の関係科室と安定な協力関係を築き、定期的に学術交流や人材育成プログラムを実施しております。教育と管理を両方共に重視し、臨床、教育、科学研究を一体に集約した消化管疾病治療センターです。


科室は現在7つの専門チームにわかれております。それぞれ食道・胃疾病学組、大腸疾病学組、胆膵学組、胃腸運動学組、肝臓病学組、炎症性腸病学組と超音波・内視鏡学組です。食道・胃疾病学組の主な研究対象は消化管早期がんの診療です。大腸疾病学組の主な研究対象は結腸直腸癌の個別化治療、標的療法、薬剤耐性や転移関連遺伝子/タンパク質の研究、直腸がんの総合的低侵襲治療です。胆膵学組の主な研究対象は総胆管結石、膵管結石、閉塞性黄疸、膵臓、胆嚢腫瘍の診療です。胃腸運動学組の主な研究対象は機能性消化不良の個別化治療、機能性と動的な障害の胃腸疾患の診療です。肝臓病学組の主な研究対象は慢性肝臓病の中西医結合総合治療、「肝火清泄、祛瘀」で肝臓がん治療に目標遺伝子の測定と機制研究、肝硬変、肝癌の早期診断とスクリーニングです。炎症性腸病学組の主な研究対象はクローン病と潰瘍性大腸炎の発症機序、個別化治療、総合的治療です。超音波・内視鏡学組の主な研究対象は消化管腫瘍の浸潤の深さやリンパ節転移に関係すます研究、超音波内視鏡下の穿刺検査と治療です。


医療特色:

1、消化管早期癌の内視鏡下診療:消化管早期癌は粘膜と粘膜下に限られ、進展期がんとかなりの差があります。科室主任教授の趙洪川が長期的に消化管早期癌の研究に携わり、ずいぶん前から日本で研修を受け、色素内視鏡検査、拡大内視鏡検査、超音波内視鏡検査を通じ、前癌病変から早期癌を探し出し、この上早期癌の内視鏡下治療を施す。内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)を含め、確かな長期的な治療効果が見られます。また、大きなポリープの消化管内視鏡治療を国内でいち早く展開しており、最大は6cmのポリープが切除され、年間500例余りの大ポリープを切除しております。

2、直腸がんの総合的低侵襲治療:消化器内科内視鏡センター低侵襲治療チームは術前化学放射線療法と低侵襲の腹腔鏡手術とを組み合わせますことを特徴とし、がん治療の最新モデルを採用し、放射線腫瘍科、放射線科、TCMの腫瘍学、病理学科などの腫瘍関係学科と協力し、直腸がん患者さんに規範化・個別化・低侵襲の優質治療を提供すます。

3、消化器運動検査及び胃腸機能障害性疾患の総合的診療:当科室の胃腸運動検査室には国際先端な検査・治療器が配置されており、国内有名な胃腸運動専門科姚樹坤教授ご指導のもと、国家級及び省級重大プロジェクトを数多く承り、胃食道逆流症、アカラシア、慢性便秘、過敏性腸症候群などの胃腸運動関係の疾患治療に豊富な診療経験を持っております。

4、内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)と治療:胆膵学組が総胆管結石、膵管結石、閉塞性黄疸、膵臓胆嚢腫瘍に対し診療を施し、かつての開腹手術と比べますと、合併症の少なさ、傷口の小ささ、費用の低さなどの利点があげられます。治療の効果も確かです。

5、慢性肝臓病の中西医結合総合治療:慢性肝臓病は中国の発病率と有病率両方とも高い病気で、特にウィルス性肝臓病、アルコール性肝臓病、脂肪性肝臓病の発病率がどんどん高くなり、国民の健康に厳重に冒しております一般多発病となりました。慢性肝臓病の個別化と総合的治療は当科室の主な研究・診療対象で、肝臓病組は北京市中西医結合肝臓病学会主任委員姚樹坤教授の指導のもと、中西医結合を特色とし、予後の改善や、生活の質を明らかに高めますことができます。

6、消化管狭窄拡張術、ステント治療:良性・悪性疾患によます食道、幽門、膵管などの狭窄を含めます。拡張及びステント留置術治療を通じ、閉塞の緩和や、生理機能の回復が期待できます。特に、手術のできない患者さんに適応すます。

7、上部消化管出血及び食道静脈瘤硬化症とライゲーション治療:上部消化管出血は肝硬変の厳重な合併症で、肝硬変のもっともよく見られる死亡原因の一つです。病状が厳しく、第一時間で有効の治療が受けられないのがほとんどです。当科室は国内で初めて内視鏡下食道静脈瘤硬化症とライゲーション治療を展開し、良い成果を収めております。

8、胃食道逆流症(GERD):主な病状は胃酸の逆流、胸焼け、げっぷ、胸の痛み、嚥下時の胸痛などが挙げられ、時には冠状動脈性心臓病、喘息と誤診されます。胃内視鏡検査、食道pH測定、食道内圧測定で診断を明確し、各々の患者さんのhつ秒の特と規律を把握し、専門病外来を設立させ、個別化治療を展開しながら、良い成果を収めております。

9、カプセル内視鏡と小腸内視鏡:小腸疾患は曾て、消化器内科疾患の診療の難点であったが、新技術・方法の実施により、この面においても、大きな進展を遂げました。当科室は国内いち早くカプセル内視鏡と小腸内視鏡を導入し、比較的に高い技術を持ち、小腸疾患の診療と予後を向上させました。

連絡先:

主任教授:趙洪川

副主任教授:樊艶華、張克倹

医師事務室:(8610)84205108

病棟ナーステーション:(8610)84205025

内視鏡センター:(8610)84205503