中医科
老年医学科は中西医学結合の臨床診療科です。現在、合計11名医師の診療体制です。その中、主任医師3名、副主任医師6名、主治医2名、看護婦11名を持っています。当科は中国医学と西洋医学の結合の治療法を利用し、各種の老年の疾病の治療を行い、豊富な臨床経験があります。病棟は入院部(J棟)二階に位置し、ベッド数は32ベッドがあり、その中で、10ベッドはシングルルーム、10ベッドはツインルーム、12ベッドは四人部屋となっています。病棟には国内外の先進的な医療設備を備えており、患者さんのために24時間動態の血圧の監視測定、ベッド側及び遠隔で心電図監視測定、ホルター(Holter)、経頭蓋超音波ドプラ( TCD)、血糖の監視測定、血酸素の飽和度の監視測定、多導睡眠脳電図監視などたくさんの検査を提供させていただいております。現在当科は国家「八五」「十五」難関攻略課題、衛生部、国家中医薬管理局の多くの課題を担当しております。北京中医薬大学の修士と博士の育成を引き受けており、また、本科生、留学生の内科教育、臨床実習、臨床見習いを担当しています。
ここ数年来、積極的に中医薬(漢方)で睡眠障害の治療にあたる理論と方法技術の革新を行い、理論の方面で、睡眠障害の病因が主に気、血、陰、陽の機能が均衡を失うことと関係があると思っています;臨床の方面で、治療の方法を革新して、四つの神経を鎮める治療法を創立しました。例えば:気の血行をよくし、神経を鎮める治療法、補益血気安神法、潤陰降火安神法、痰熱を下げる安神法などがあります。四つの神経を鎮める治療法漢方薬単独で、睡眠障害を治療し、患者さんの臨床の病状を改善させることができ、特になかなか眠れないと睡眠の品質が悪いなどを著しく改善させ、睡眠時間を延長して、患者さんの生理睡眠時間に達しています。現在、中医薬(漢方)で睡眠障害の治療にあたり、その有効率が80%以上まで達しています。現段階の西洋薬の治療効果(66%)を上回っています。それと同時に、睡眠障害を治療にあたって、西洋医学治療により引き起こした副反応、二日酔い、癖性、異常失眠などを免れました。
診療の特徴:
1、老年脳血管疾病:急性・慢性脳血栓及びその後遺症、脳出血及びその後遺症、脳血不足、脳動脈硬化などの診療を行っています。
2、老年循環器疾患:冠状動脈性硬化症(狭心症、不安定狭心症)、急性冠脈総合症、高血圧病、古い心筋梗塞、リューマチ性心臓病、慢性心機能不全などの治療を行っています。
3、純粋な漢方薬で睡眠障害を治療する効果が明らかでよい、西洋薬で睡眠障害を治療する時、引き起こした副反応を免れて、国内でトップレベルの治療を行っています。
4、糖尿病に対する中西洋医結合治療を行っています。
5、高脂肪血症:コレステロール、グリセリン3エステル、低分子リポ蛋白高、高密度リポ蛋白降下に対する中西洋医結合治療を行っています。
6、記憶障害と老人性痴呆に対する中西医結合治療を行っています。
7、老年便秘の中西医結合治療を行っています。
8、高粘血症:血液流動異常、血液粘度の増加に対する中西医結合治療を行っています。
9、老年動脈硬化、脈圧差増大:中西医結合治療を通して、老年動脈アテローム硬化による引き起こした脈圧差増大に対する治療を行っています。
連絡先:
主任:李海聡 84205904
ナースステーション: 84205106