中医科

中西医結合腫瘍内科は、化学療法、放射線治療、生物免疫治療と中医薬(漢方)を結合する総合診療科であり、当院が1984年開院する際、すでに設置した中医学と西洋医学の結合の診療科の中の一つであります。当科が現在、国家臨床重点専科、国家中医薬管理局重点学科、衛生部臨床学科重点プロジェクト出資援助部門、全国第1陣腫瘍臨床薬理基地、国家級中国西医結合腫瘍臨床継続教育拠点と中日友好病院の有名重点学科でもあります。医者はすべて修士以上の学歴を持っており、主任医師9人、副主任医師3人、レジテント1人の診療体制です。当科は北京中医薬大学の修士、博士の育成基地であり、その中に、博士指導者3人、修士指導者の7名がいます。現在、国家自然科学基金、国家「第11回5ヶ年計画」科学技術支援計画、首都医学科学研究基金出資援助プロジェクトなど国家と省部級の科学研究課題の10余りを担当し、中西医結合腫瘍に関する専門書の20余りの編集と執筆を担当しています。国内外でも有名な腫瘍専門家である張代釗と李佩文も治療にあたっています。当科は衛生部直轄病院の総合力のもとで、責任者である賈立群教授と多数の高級職位をもつ中年と青年専門家とともに、厳格な学風とたゆまぬ努力の精神を発揚して、中国医学と西洋医学の結合という総合診療の特色を堅持し、腫瘍に苦しむ患者さんの生活の質を高めることを全体目標として、誠心誠意に患者さんのためにより良い診療サービスを提供させていただいております。


診療の特徴:

1、専門病の総合治療:よく見られる悪性腫瘍の化学療法、放射線治療、生物標的治療と中医薬(漢方)総合治療を行っていて、また、「肺癌」、「乳癌」、「消化系の腫瘍」の専門病の外来を設けております。また、外科、放射腫瘍科などの診療科と連携し、化学療法、放射線治療と術後標準治療を行っています。現在、当科は首都医学科学研究発展基金難関突破プロジェクト――「漢方薬と単薬化学療法と共同で老年非小細胞肺癌」の研究を担当しています。

2、漢方薬の外治療法:漢方薬の外治療のメリットを生かして、がん性痛みの予防治療、悪質胸腹水、化学療法性末梢神経病理変化と手足総合症などの治療において、特色のある漢方薬外用剤を研究開発し、効果迅速、安全、便利、廉価などの特徴があります。現在、当科は国家「第11回5ヶ年計画」科学技術支援計画――「中医(漢方)によるがん性痛みの治療に関する研究」、国家中医薬管理局中医薬技術普及プロジェクト――「抗ガン消水膏による悪性胸腹水の臨床研究」、「中医(漢方)による放射性食道炎の臨床研究」を行っています。

3、化学療法と漢方薬減毒増効:化学療法が必要となる患者さんに対して、漢方薬と組み合わせ、毒を減らして、治療効果を上げ、効き目があり、化学療法による引き起こした生活の質の低下を防ぐことができ、化学療法の完成率を高めました。当科の主要な科学研究プロジェクトは「ショウガ潟心湯によるイリノテカン(CPT-11)遅発性下痢の予防」、「漢方薬潰瘍油による口腔潰瘍治療、放射線皮膚炎の治療」などがあります。

4、個人化治療:漢方医の体質学説と現代分子標的治療を組み合わせて、個人化治療プランを探求し、長年の実証により、数多くの有効な抗腫瘍薬を開発し、その中で、平肺口服液、痛塊消口服液、実脾消水エキス剤、潰瘍油、経絡散洗剤など院内で使う製剤を含み、その中で、平肺口服液、痛塊消口服液は、すでに北京市医療保険の薬品使用目録に入っており、腫瘍の患者さんからも好評を頂いています。

5、中医(漢方)弁証治療:中医弁証法と中西医結合総合治療で、各種の腫瘍及びその合併症を分析し治療して、漢方薬で根本を支え、解毒し抗腫瘍、腫瘍をもつまま生存期限を延長させ、その同時に、生活の質を高めます。中西医結合治療法で老年肺癌、消化管腫瘍、乳癌と婦人科悪性腫瘍を治療して、また、肝臓癌、膵癌、前立腺癌、肉腫に対しても独特な治療効果があります。

専門病気外来:

1. 乳癌外来:月曜日、木曜日

2. 胃腸腫瘍外来:月曜日午後、金曜日午前

3. 肺癌外来:月曜日午前、水曜日午後

4. 神経ホルモン腫瘍外来:水曜日午前

5. 化学療法不良反応の予防と治療の外来:月曜日の午前、火曜日


連絡先:

首席専門家:李佩文  84205735

主任:賈立群   84205733

副主任:崔慧娟  84205733

副看護婦長:趙阿雲   84205732

ナースステーション: 84205732