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中国病院科技評価値今日発表、当院学科再び良い成績を勝ち取る
科研処より 2020-08-21
2020年8月21日午前中、中国医学科学院主催の2019年度中国病院科技評価値(STEM)発表会は中国医学科学院ホールにて行われました。
中国工程院副院長、中国医学科学院北京協和医学院院校長王辰院士は「中国病院科技評価値(Science and Technology Evaluation Metrics、略称STEM)」について詳しく解読し、正式に『2019年度中国病院科技評価値報告』を発表しました。
全国の三級病院の中から、100の病院が「STEMトップ100」(軍病院を除く)にランクインし、其の中四川大学華西病院、中国医学科学院北京協和病院、浙江大学医学院附属第 一病院がトップ3の栄光を勝ち取りました。今年は麻酔学と重症医学の2つの学科を追加、カバーする学科は31項目になりました。
当院は病院総合ランキングにおいて去年の全国第50位(8つの軍病院を含む)から第36位に躍進したのに加え、2つの学科が学科別の全国トップ10に入り、その中でも呼吸病学は第3位を維持し、胸外科学は去年の第10位から第7位に上がりました。
当院の21の学科が学科別全国トップ100に入り、その中の13の学科がトップ50に入りました。それぞれ、呼吸疾患学(3)、胸外科学(7)、内科内分泌と代謝疾患学(13)、変態反応学(13)、皮膚病学(14)、リウマチ疾患と自己免疫疾患学(15)、結核病学(18)、腎臓疾患学(25)、骨外科学(33)、伝染病学(38)、救急医学(39)、神経外科学(41)、重症医学(47)です。8の学科がトップ50~100位に入りました。それぞれ、口腔医学(54)、心血管疾患学(56)、耳鼻咽喉科学(64)、神経疾患学(65)、眼科学(67)、心血管外科学(78)、精神病学(82)、泌尿器外科学(92)です。
そのほか、当院の麻酔学、消化疾患学、血液病学、一般外科学、産婦人科学、児童科学、腫瘍学、整形外科学、熱傷外科学、看護学など10の学科は学科別の全国トップ100に入りませんでした。
2019年度STEM評価は、より代表的な成果のクオリティーを重視しており、「三種類の良質論文」の論文指標における位置づけと比率を強化し、国際影響力を示す指標としての引用される回数の多い科学家と学者を重視し、一部の人材種類間接的指標を廃棄しました。また、臨床研究を重視し、中国臨床ガイドデータベースを立ち上げ、このデータベースと国際的に権威的ガイドに引用される論文データベースを評価の基準にし、学術の信憑性を強化し、各種類の論文撤回やプロジェクト不正通報、マイナス評議などへの監査を常態化し、学術不正のある論文とプロジェクトに五倍のポイント削減処置を取ることにしたとのことです。