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感染対策「ナショナルチーム」が各コミュニティへ 朝陽区望京エリア全員PCR検査をサポート

看護部より  2020-1-21

 

20201226日、新型コロナウィルスによる感染対策の要請により、北京市朝陽区望京街道(「町」単位のコミュニティ)、東湖街道では二日間にわたる全員PCR検査が行われることになりました。当日朝5時半、中日友好病院は朝陽区衛生健康委の緊急連絡を受け、崔勇副院長が直ちに病院に来て指揮を執り、看護部は50人の看護師チームを編成して、PCR検査現場に赴かせました。院弁、医務処、総務処、医工処、外来弁、情報部、感染弁、検査科などの部署は素早く医療物質、防護用品などを手配しました。

望京街道PCR検査ステーションは臨時施設であり、中日友好病院のスタッフたちが到着する際、コミュニティの者が臨時テントや隔離ゾーンなどの設置に取り組んでいました。当院の支援隊は直ちにコミュニティのスタッフとPCR検査の流れを確認し準備活動を完了。「さすがナショナルチーム、検査のプロだ」とコミュニティのスタッフは感心しました。

26日早朝の北京はマイナス6度、寒風の中、看護師たちは防護服を着用し、サンプリングに取り組みました。

サンプリングによる不快感を減らすために、看護師の腕の熟練度が要です。彼たちは薄いゴム手袋を穿いて、寒さに晒される両手はすぐ真っ赤に腫れてしまいました。「住民の皆さんは寒風のなかで行列に並ぶのを見て、とっくに手の寒さを忘れ、ひとりでも早く検査すれば、そのひとは楽になるだろう」と看護師が語ります。

「坊ちゃん怖がないで、おばさんの話を聞いてね、口を開けて、いい子!」看護師の熟練な操作を見て、保護者たちも安心します。「おばさんに感謝しな、お疲れ様です、と」中日友好病院はあの武漢を支援したナショナルチーム、この望京に来てくださった以上、安心するよ、住民たちは賞賛しました。

周軍院長、宋樹立書記からも皆さんにエールを送られました。総務処は貼るカイロや美味しいお弁当を用意しましたが、看護師たちは午後三時間まで働き、ローテーションで昼ごはんを食べて、またすぐに「戦場」に戻ります。

「報告します、こちらは6000人分を完成!」「7000人分完成!まだまだやるぞ!」「10000人を突破!」夜7時に、中日友好病院PCR検査支援隊は、合計10647人分のサンプリングをしました。空がすっかり暗くなり、サンプリングはまだ終わっていませんでした。

中日友好病院PCR検査支援隊が北京で任務に当たるのはこれで三度目です。「呼んだらすぐ駆けつけ、戦力になる」と、彼たちはいつも白衣の戦士として、国民の健康を守るために奉仕し、己の使命をうまく全うしました。