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中日友好病院が2021年度中日笹川医学協力プログラム

研修セミナーを開催

2021-06-21

 

2021616日から18日にかけて、中日友好病院は日本笹川医学奨学金帰国者同窓会と共同で2021年度中日笹川医学協力プログラム研修セミナー慢性呼吸器疾患の診療とリハビリ研修セミナーを開催しました。

中日友好病院の劉勇副院長は研修セミナーの開始式に出席し、挨拶をしました。日本笹川医学奨学金帰国者同窓会の李忠金秘書長、中日友好病院弁公室の賈存波主任、中日友好病院呼吸センター臨床診察部主任・呼吸と危重症医学科三部の楊汀副主任は開始式に出席しました。

   研修セミナー(3日間)では、主に慢性呼吸疾患の診療・リハビリ研修が行われました。新疆、寧夏、山西など、17の省・市・自治区の研修生40名が研修セミナーに参加しました。研修生40名は全員当院呼吸センターの「幸福呼吸」プログラムの主導病院に所属します。また、北京呼吸専科医連体の末端部コミュニティー病院から来た多くの研修生も研修セミナーに参加しました。末端部医師の実際のニーズを満たすために、当院は末端部病院の現状に基づいて、研修セミナーの準備と計画に取り組んで来ました。当院呼吸センターの臨床経験と理論基礎に富んだ専門家と医師たちは研修セミナーの講師を務め、医師が注目した分野をカバーした研修コースを実施しました。当院弁公室の国際合作弁公室、医療改革・発展弁公室と呼吸センターは具体的研修業務を担当しました。

笹川医学プログラムは、笹川良一と陳敏章らは1986年に共同で調印・成立した医学奨学金プログラムです。当院は中国中部・西部地区の末端部医務従事者を対象とする研修セミナーを運営しています。日本側の資金を利用して、優秀な専門医師と末端部内科医師の育成を目的としています。これまでに計6回の研修を実施しました。